すみません、スキー部兼任でレポートが遅くなりましたが、、、

2月 3日(土)と 4日(日)の両日、葉山のX-35が出動しました。


土曜は練習、日曜はHMYC(葉山マリーナヨットクラブ)の第16回ミッドウィンターレガッタにエントリーしたエスプリは、またしても兄弟舟で準優勝
しかーも、2レースともファーストホーム(トップフィニッシュ)することができました!
[成績表]

どんな感じだったかといいますと。。。

土曜は10時に集合。

先月の12時集合と違ってやはり10分ほど遅刻。 冬でも土曜日は車が多いので早く出てこなくてはいけません。

風がまったくなく、のんびり準備を進めます。

ドッグハウス上のシートストッパーにテプラ+αで作った特製ラベルを貼ります。
11時過ぎから南がそよそよと入り始めたので下架して練習開始です。

この日のメンバーはいつもの7人+タツさん+ノース大山さん夫妻で10名。 出航前に先月の反省を踏まえメンバーへ注意点が伝えられます。

 「えーっと、ソラマメと~、小アジの南蛮漬けと~」

この日お初にお目にかかるタツさんにはNo.2(マストハンド)に入ってもらい、下マーク回航のときはデッキ上でスピンの回収をお願いし、バウの私はスピンポールの処理に集中することになりました。 なんて贅沢なんでしょう。


穏やかな風の中、いつもの100本(自称)タックを繰り返しているときに靴を落とす人がいたりして和気あいあいとした雰囲気で練習できました。

風は安定しませんでしたが、だいたいメンバーが固定され始めて三日目とあって、ウェイト移動がスムーズになってきたことが確認できました。 ヘルムスマンからいちいちオーダーされなくても動けることはいいことですね。

「このあと、焼清でいいかな」     「あの船、いい姉ちゃん乗せてますぜ~」

練習後もキャプテンズルームで軽くミーティングを行いました。 私も連絡事項や今後の課題、アクションアイテムをメモします。 ここまでやると実のある練習という気がしますね!

「サバニレース出たい人は手を上げて!」

日曜はいつも通り8時半集合です。

この日は風が弱くてかなり難しいコンディション。 逗子葉山の風を熟知していないとまともに戦うことはできないような状況でした。 1レース目1レグもただのスタボロングに思えました。 スタート後すぐにタックし岸に寄せていくと我々に有利なように風が振れました。 すかさず「ごっつぁんタック」一気にトップに踊り出ることができました。 が、上マークが打たれた菜島沖は風が複雑に入り乱れ予断を許しません。 しかし、ポジションをキープしたい気持ちが一致し、全員が冷静に対処することができたと思います。 すばらしい、ファーストホーム!

<さすがにピリピリしていたので写真ナシ!>

2レース目も先行逃げ切りみたいな展開だったのですが、最後の5レグなんか風が完全に止まったエリアとそよそよと吹いているエリアがくっきり分かれていて一喜一憂を繰り返しました。 こっちが止まっているときに、追い上げてくるスターボードJr.やアドニスが走っていると本当に動揺します。 「ザザザザ...」という引き波の音が後ろから迫ってくると冷静ではいられません。 後ろでも「気にするな!」「集中しろ!」とヘルムスマンにしきりに声をかけていました。 しかし、ここはX-35持ち前のポテンシャルで逃げ切り成功! こういったコンディションで、クルーザーなのにパフが入ると船がスッと前に出るこのレスポンスは本当にすばらしい。

景色はいいんですけどね~
メガホンで「おーい、そこの船、腕立て~!」なんて聞こえてきそうですね。

レース後の反省会では、X-35の乗りやすさで話が盛り上がりました。 「本当に乗りやすくて楽しい!」「すぐ、明日にでも乗りたいと思わせる」とクルーから絶賛です。 すばらしいですね!

他には、X-35全日本の話でも盛り上がりましたー!
「おい、X-35で回航だぞ、どうだ」
「ばかやろぅ、仕事があんだよ、仕事」
「いいじゃんか休んじゃえば、回航しようぜ」
「ばかやろぅ、俺はサラリーマンだからよぅ
 わかるか、
 バウマンとかヘルムスマンとかあんだろうよ、
 あれで言うところの、俺はサラリーマンだからよぅ、、、
 あっ、
 すみませーんお酒お代わりー!!」