ヨット部 SWAN ヴェラシスカップ
10月29日(日) SWANのホームポート ヴェラシスが主催するヴェラシスカップに参加しました。
今年は第10回と記念の大会。
昨年優勝した我々の目標は当然、2連覇です。
[シティマリーナ ヴェラシス]
10月28日(土)
ポート側のバックステイ油圧システムが故障していて、パーツを注文していたのですが、何故か日本ではなくNAUTOR'Sの本社に届いてしまったそうです。
レースには間に合わないので、ブロックとロープを使いスタボー側の油圧システムだけで、バックステイを引けるように一時的なシステムをエージェントが作成していました。
ブルーロープの長さが足りず、継ぎ足すことに・・・その完成品を見たオーナーは、「こんなんで本当に大丈夫なのか?」「明日、レースで周りに見られるんだぞ!」と少々不満げでした。
バックステイ修理の後、エージェント、今度はマストを磨いていました。
私は「仕事、早いな~ぁ」と下から感心して眺めていました。
エージェントを働かせるだけ働かせ、マリーナに置き去りにし(嘘です。この日は乗船予定ではありませんでした。)、12時前にSWANは出航、レース練習の開始です。
風は北風5knot前後、まずはジェネカー3A(フラクショナル)を上げますが、すぐにジェネカー2A(マストヘッド)にチェンジです。
プロに「ジェネカーチェンジ出来るか?」と聞かれましたが、横からオーナーが「一度下ろしましょう。」と提案。
出来なくはないんですよ、オーナー。
きっと周りが驚くチェンジングをお見せ出来たはずです。(自信無)
2Aを上げるとジャイブの練習です。
いやはや風が弱いと、この巨大ジェネカージャイブの難しい事、難しい事・・・前に飛んでいってくれないので、フォアステイに絡んで離れてくれません。
何度も失敗して出た結論は、スピンシートの取り回しを風が強い時は外回し、弱い時は内回しにするのが上手くいく、という事となりました。
13時過ぎには風が全く無くなり、2Aを下ろして風待ちをします。
暑過ぎず寒過ぎず、秋のポカポカ陽気の中、デッキの上では自然とお昼寝タイムとなります。
海上でプカプカしていると風が南風と変わり、4knot前後と落ち着いてきたので、ジェノアを上げて南に向かいます。
実はジェノアを上げるのは今年初。
久しぶりに見たNo.1の大きさに、思わず「でけぇ~っ!」と声が出てしまいました。
1時間程セーリングをして、本日の練習は終了。
マリーナに戻り後片付けをして、久里浜の第2ひさご寿司で夕飯。
お酒の席で2度も私を泥酔まで飲ませてくれた優しい天敵、善さんにが居る事をすっかり忘れて、調子に乗って飲んでいると案の定、泥酔。
記憶が無いんです。
憶えているのは、飲んでも飲んでもコップの中のお酒が減らないという不思議な現象だけです。
二日酔いのヴェラシスカップにつづく・・・
10月29日(日)
携帯の目覚ましで目が覚めたのですが、強烈な二日酔いの為、起き上がる事が出来ず、寝袋の中で固まっていると時間は8時45分、艇長会議30分前です。
起き上がり水を大量に飲み食欲は無いのですが、おにぎりを2個胃に放りこみます。
会議出席の準備をしている所へ社長が現われたので会議の同伴を依頼、使い物にならない事を悟ったのか、直ぐに了解を得たので一緒に艇長会議へ。
今年で10回目となるヴェラシスカップにエスプリが出場するのは今回で3回目。
昨年は、なんと優勝してしまったので、「2連覇するぞ!」とプロの気合の入り方が普段とは違います。
コースは金田湾沖スタート - 浦賀沖香山根ブイ(上)回航 - 剣崎ブイ(下)回航 - 金田湾沖ゴールというお馴染みの約12マイル。
メンバーはオーナー、社長、晋さん、KIKIさん、善さん、山野君、プロ、いち、エージェント、蓬田さん、紫舟さん、私の12名です。
10時前に出航すると、風が吹かないという予想に反して北風13knot前後の曇り空、「このまま吹いていてくれれば、速い展開で終わる事が出来る。」と酔っ払いは遠くを見つめながら考えていました。
今年の参加艇数は昨年の約半分の13艇と少なめでした。
少ないので混乱も無く11時のスタート信号一発で綺麗にスタート、次のタックでアシカ島の東、笠島浮標をギリギリで交わせるくらいになるまで、スタボータックで金田湾を岸に向かって突き進みます。
昨年と同じ作戦です。
後で聞いた話ですが、表彰式でレース委員長も北風の時は、このアプローチがベストだと言っていました。
上マーク浦賀沖香山根ブイをトップ回航し、ジェネカー2Aのアップもバッチリ決まったのですが、空が晴れだし風も落ちてしまいました。
晋さんにスピンシートの取り回しを聞かれ「ギクッ!」前日に散々失敗した外回しです。
「ジャイブまで、まだ時間があるから直前に判断して、風が弱かったら入れ替えよう。」と晋さん。
ああ、酔っ払いは判断するのを忘れていました。
そしてジャイブ。
見事に失敗。
見事にフォアステイに絡んでいる・・・。
後ろから「1回元に戻すぞ!」という指示で戻している最中に更なるトラブル。
ガンポールにジェネカーが絡み裂け出しています。
「これはイカン!」
とジェネカーダウンの指示を依頼し、ジェネカー3Aをセット、直ぐにアップします。
いちさんとエージェントはキャビンで2Aの修復を開始し、完了後には直ぐに上げ直すから段取り決めといて指示を受けます。
気が付けば2番手のZawawaさんに、少し沖に居ますが大分差を詰められていて、私は怖くて後ろの方々の様子を伺う事が出来ませんでした。
エージェントの指示で3Aの回収は任せて、修復した2Aをバウハッチより再びアップします。
「大きな2Aがトラブル無くバウハッチから上げがるのか?」
と心配でしたが、見事にトラブル無くアップする事に成功。
中で引っかからない様に作業していた晋さんに感謝ですね。
下マーク剣崎ブイも何とかトップ回航し、後は金田湾沖ゴールを目指しての上りです。
そして13時45分16秒、エスプリの絶対条件!を何とか守りファーストホームです。
SWAN大変でスワン。
今回のクルーを少しだけ紹介。
エージェントは良く働き、良く喋り、良く電話しています。
この方が居ると居ないとでは、エスプリの雰囲気はガラッと変わります。(良い意味です)
最近、謝り癖がついてしまったらしく
「済みません。済みません。済みません。」
と「済みません。」を連呼していました。
何回言っていたのでしょうか?
SWAN御購入を御考えの方は低姿勢なエージェントまで御連絡下さい。
[NAUTOR'S SWAN JAPAN]
エージェントのお知り合い、書家の紫舟さんは、実はヨット乗り。
その動きを見ているだけでヨット経験が豊富な方だという事が解かります。
素敵な方です。また来てくださいね。
[紫舟]
プロといちさんのお知り合い、蓬田さんはスピンシート担当なので、上を向いている写真が多いです。
色々と有難う御座いました。また来てくださいね。
フィッシング部の山野君は2日間、黙々とグラインダーを回してくれました。
レース中にジギングを開始しないかと心配でしたが大丈夫でした。(冗談)
タフな方です。X-35も来なさい。
マリーナに戻り後片付けをし、社長夫人と御令嬢も合流して、マリーナレストラン[クリッパー]で休憩。
パーティー&表彰式には、社長,夫人,令嬢,いち,私の5名で参加する事にして、この日は解散となりました。
解散前に紫舟さんが撮影してくれた集合写真は、こんな感じです。
パーティー&表彰式は御令嬢の独壇場でした。
隙を見せると1人で出掛けて行ってしまい、社長と夫人は気が気でない様子です。
困り果てた夫人の「どうして、こんなに場馴れしちゃったんだろう・・・。」という言葉が物語っているように、周りに愛敬を振り撒いていました。
ちなみに社長が表彰式にて、挨拶している時は乱入していました。
さて修正順位ですが4位でした。
2連覇成らず・・・。
これで今年のSWANは多分乗り納め、年内にセールなどをマンションに上げる作業を行わないといけないですね。
お疲れ様でした。
今年は第10回と記念の大会。
昨年優勝した我々の目標は当然、2連覇です。
[シティマリーナ ヴェラシス]
10月28日(土)
ポート側のバックステイ油圧システムが故障していて、パーツを注文していたのですが、何故か日本ではなくNAUTOR'Sの本社に届いてしまったそうです。
レースには間に合わないので、ブロックとロープを使いスタボー側の油圧システムだけで、バックステイを引けるように一時的なシステムをエージェントが作成していました。
ブルーロープの長さが足りず、継ぎ足すことに・・・その完成品を見たオーナーは、「こんなんで本当に大丈夫なのか?」「明日、レースで周りに見られるんだぞ!」と少々不満げでした。
バックステイ修理の後、エージェント、今度はマストを磨いていました。
私は「仕事、早いな~ぁ」と下から感心して眺めていました。
エージェントを働かせるだけ働かせ、マリーナに置き去りにし(嘘です。この日は乗船予定ではありませんでした。)、12時前にSWANは出航、レース練習の開始です。
風は北風5knot前後、まずはジェネカー3A(フラクショナル)を上げますが、すぐにジェネカー2A(マストヘッド)にチェンジです。
プロに「ジェネカーチェンジ出来るか?」と聞かれましたが、横からオーナーが「一度下ろしましょう。」と提案。
出来なくはないんですよ、オーナー。
きっと周りが驚くチェンジングをお見せ出来たはずです。(自信無)
2Aを上げるとジャイブの練習です。
いやはや風が弱いと、この巨大ジェネカージャイブの難しい事、難しい事・・・前に飛んでいってくれないので、フォアステイに絡んで離れてくれません。
何度も失敗して出た結論は、スピンシートの取り回しを風が強い時は外回し、弱い時は内回しにするのが上手くいく、という事となりました。
13時過ぎには風が全く無くなり、2Aを下ろして風待ちをします。
暑過ぎず寒過ぎず、秋のポカポカ陽気の中、デッキの上では自然とお昼寝タイムとなります。
海上でプカプカしていると風が南風と変わり、4knot前後と落ち着いてきたので、ジェノアを上げて南に向かいます。
実はジェノアを上げるのは今年初。
久しぶりに見たNo.1の大きさに、思わず「でけぇ~っ!」と声が出てしまいました。
1時間程セーリングをして、本日の練習は終了。
マリーナに戻り後片付けをして、久里浜の第2ひさご寿司で夕飯。
お酒の席で2度も私を泥酔まで飲ませてくれた優しい天敵、善さんにが居る事をすっかり忘れて、調子に乗って飲んでいると案の定、泥酔。
記憶が無いんです。
憶えているのは、飲んでも飲んでもコップの中のお酒が減らないという不思議な現象だけです。
二日酔いのヴェラシスカップにつづく・・・
10月29日(日)
携帯の目覚ましで目が覚めたのですが、強烈な二日酔いの為、起き上がる事が出来ず、寝袋の中で固まっていると時間は8時45分、艇長会議30分前です。
起き上がり水を大量に飲み食欲は無いのですが、おにぎりを2個胃に放りこみます。
会議出席の準備をしている所へ社長が現われたので会議の同伴を依頼、使い物にならない事を悟ったのか、直ぐに了解を得たので一緒に艇長会議へ。
今年で10回目となるヴェラシスカップにエスプリが出場するのは今回で3回目。
昨年は、なんと優勝してしまったので、「2連覇するぞ!」とプロの気合の入り方が普段とは違います。
コースは金田湾沖スタート - 浦賀沖香山根ブイ(上)回航 - 剣崎ブイ(下)回航 - 金田湾沖ゴールというお馴染みの約12マイル。
メンバーはオーナー、社長、晋さん、KIKIさん、善さん、山野君、プロ、いち、エージェント、蓬田さん、紫舟さん、私の12名です。
10時前に出航すると、風が吹かないという予想に反して北風13knot前後の曇り空、「このまま吹いていてくれれば、速い展開で終わる事が出来る。」と酔っ払いは遠くを見つめながら考えていました。
今年の参加艇数は昨年の約半分の13艇と少なめでした。
少ないので混乱も無く11時のスタート信号一発で綺麗にスタート、次のタックでアシカ島の東、笠島浮標をギリギリで交わせるくらいになるまで、スタボータックで金田湾を岸に向かって突き進みます。
昨年と同じ作戦です。
後で聞いた話ですが、表彰式でレース委員長も北風の時は、このアプローチがベストだと言っていました。
上マーク浦賀沖香山根ブイをトップ回航し、ジェネカー2Aのアップもバッチリ決まったのですが、空が晴れだし風も落ちてしまいました。
晋さんにスピンシートの取り回しを聞かれ「ギクッ!」前日に散々失敗した外回しです。
「ジャイブまで、まだ時間があるから直前に判断して、風が弱かったら入れ替えよう。」と晋さん。
ああ、酔っ払いは判断するのを忘れていました。
そしてジャイブ。
見事に失敗。
見事にフォアステイに絡んでいる・・・。
後ろから「1回元に戻すぞ!」という指示で戻している最中に更なるトラブル。
ガンポールにジェネカーが絡み裂け出しています。
「これはイカン!」
とジェネカーダウンの指示を依頼し、ジェネカー3Aをセット、直ぐにアップします。
いちさんとエージェントはキャビンで2Aの修復を開始し、完了後には直ぐに上げ直すから段取り決めといて指示を受けます。
気が付けば2番手のZawawaさんに、少し沖に居ますが大分差を詰められていて、私は怖くて後ろの方々の様子を伺う事が出来ませんでした。
エージェントの指示で3Aの回収は任せて、修復した2Aをバウハッチより再びアップします。
「大きな2Aがトラブル無くバウハッチから上げがるのか?」
と心配でしたが、見事にトラブル無くアップする事に成功。
中で引っかからない様に作業していた晋さんに感謝ですね。
下マーク剣崎ブイも何とかトップ回航し、後は金田湾沖ゴールを目指しての上りです。
そして13時45分16秒、エスプリの絶対条件!を何とか守りファーストホームです。
SWAN大変でスワン。
今回のクルーを少しだけ紹介。
エージェントは良く働き、良く喋り、良く電話しています。
この方が居ると居ないとでは、エスプリの雰囲気はガラッと変わります。(良い意味です)
最近、謝り癖がついてしまったらしく
「済みません。済みません。済みません。」
と「済みません。」を連呼していました。
何回言っていたのでしょうか?
SWAN御購入を御考えの方は低姿勢なエージェントまで御連絡下さい。
[NAUTOR'S SWAN JAPAN]
エージェントのお知り合い、書家の紫舟さんは、実はヨット乗り。
その動きを見ているだけでヨット経験が豊富な方だという事が解かります。
素敵な方です。また来てくださいね。
[紫舟]
プロといちさんのお知り合い、蓬田さんはスピンシート担当なので、上を向いている写真が多いです。
色々と有難う御座いました。また来てくださいね。
フィッシング部の山野君は2日間、黙々とグラインダーを回してくれました。
レース中にジギングを開始しないかと心配でしたが大丈夫でした。(冗談)
タフな方です。X-35も来なさい。
マリーナに戻り後片付けをし、社長夫人と御令嬢も合流して、マリーナレストラン[クリッパー]で休憩。
パーティー&表彰式には、社長,夫人,令嬢,いち,私の5名で参加する事にして、この日は解散となりました。
解散前に紫舟さんが撮影してくれた集合写真は、こんな感じです。
パーティー&表彰式は御令嬢の独壇場でした。
隙を見せると1人で出掛けて行ってしまい、社長と夫人は気が気でない様子です。
困り果てた夫人の「どうして、こんなに場馴れしちゃったんだろう・・・。」という言葉が物語っているように、周りに愛敬を振り撒いていました。
ちなみに社長が表彰式にて、挨拶している時は乱入していました。
さて修正順位ですが4位でした。
2連覇成らず・・・。
これで今年のSWANは多分乗り納め、年内にセールなどをマンションに上げる作業を行わないといけないですね。
お疲れ様でした。
修正 | 船名 | 艇種 | Rating | 着順 | フィニッシュ | 時間 | 修正 |
1 | Zawawa | ファースト40.7 | 10.25 | 2 | 13:53:11 | 10,391 | 1439 |
2 | ATALANTE | NM36 | 10.20 | 3 | 13:59:13 | 10,753 | 1777 |
3 | ZETA XII | FARR31 | 08.90 | 4 | 14:09:54 | 11,394 | 1926 |
4 | ESPRIT | SWAN56 | 14.20 | 1 | 13:45:16 | 09,916 | 2512 |
5 | wayray | SEAM31 | 08.40 | 5 | 14:24:32 | 12,242 | 2558 |
6 | バーバリアン | BW-21 | 04.80 | 6 | 15:15:11 | 15,311 | 3275 |
7 | GIBSON VI | YAMAHA31S | 08.00 | 7 | 15:15:28 | 15,328 | 5464 |
8 | DISCO-DORI | TAKAI-32 | 08.40 | 8 | 15:19:02 | 15,542 | 5858 |
DNF | 光 | グランドソレイユ34 | 08.30 | ||||
DNF | ASAGIRI | バンドフェット30 | 06.80 | ||||
RET | レディリバティ | オセアニス321 | 06.50 | ||||
RET | フジセブン | バルチック52 | 11.30 | ||||
RET | NOVA VII | ハンター32 | 06.75 |
おおやま wrote:
会長、社長、昨夜はお忙しいところありがとうございました。
飲み過ぎの翌日に、レースへ参加するのはくれぐれも注意して下さい。
何事も無くて本当に良かったですね。
12月2日のセールトレーニング楽しみにしています。教本をお忘れなく。
飲み過ぎの翌日に、レースへ参加するのはくれぐれも注意して下さい。
何事も無くて本当に良かったですね。
12月2日のセールトレーニング楽しみにしています。教本をお忘れなく。
06/11/15 18:50:14
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