しばらく間が空いてしまいましたが、全日本470級選手権の反省レポートです。


11月24日、滋賀県の琵琶湖で開催された全日本470級選手権の最終日は2時間弱の風待ちの末1レースが行われました。

20日から四日間の本大会は全12レース予定中の11レースを行うことができました。

結果は総合9位(55艇中)でした。

1. 原田龍之介/吉田雄悟 1-1-1-1-(10)-3-(9)-3-1-1-3 15p
2. 石川裕也/柳川祥一 1-1-1-2-2-(4)-1-1-4-3-(10) 16p
3. 前田弘樹/谷口斉謙 4-5-3-4-1-2-2-(10)-(16)-2-8 31p
4. 渡邊哲雄/谷川亮介 5-3-2-4-1-1-3-(15)-13-5-(14) 37p
5. 新郷雅史/今井充 2-6-5-6-2-4-(6)-5-9-4-(7) 40p
6. 吉迫由香/大熊典子 3-3-7-7-4-(15)-(8)-6-5-6-5 46p
7. 飯束潮吹/大嶋龍介 4-5-6-2-(DNF)-7-12-2-2-8-(OCS) 48p
8. 市野直毅/吉見亮平 6-2-4-3-3-10-5-9-(14)-7-(15) 49p
9. 長橋誠/田淵靖浩 2-2-3-3-15-1-7-(24)-(17)-9-11 53p
10. 阿部幸久/矢野美晴 3-9-4-(12)-6-2-4-8-8-(12)-9 53p




今回の大会を反省点も含めて振り返ってみようと思います。

今回の大会は初日を総合3位、二日目をトップと4点差に迫る総合4位という順位につけていたので、客観的にみても優勝のチャンスは十分にあったと思います。
僕らも手ごたえを感じてはいました。
しかし、二日目に行われた第5レースの15位という順位・・・
240度から270度前後の風軸で3m~6mほどの風速で現れる大きなシフトと強弱、ムラのある風のパターンで行われたレースでは自分たちのリズムが作れずに順位を崩していたのも事実でした。

大会三日目は4レースが行われました。
この日の風のパターンは第5レースと似たパターンが一日中続きました。
スタートの失敗などもありましたが、またしてもリズムを作りきれずに順位を大きく崩してしまっていました。
ボートスピードは十分にあったと感じていましたが、今思うとストラテジーを重視した偏ったコースプランになってしまっていたように思います。

大会最終日の四日目は40度を軸に右にシフトしていく風の中、第11レースが行われました。
スタート前は40度~60度のあいだで交互にシフトしていた風がスタート後、右にシフトしていく展開になりました。
スタート後、左展開を考えていたのですが、1レグ目前半でパターンに気づいたおかげで、右展開に変更し1マークをシングル中盤の順位で回航しましたが、その後フィニッシュまでの間にマーク付近のタクティクス的な展開で順位を落としてしまいました。



大会期間すべてを通して考えると、自分たちの得意なパターンと苦手なパターン、現在の弱点がハッキリと露呈した結果になりました。
初日から徐々に自分たちのペース、リズムを崩していったのは非常に悔しいですが、今まで気づいていなかった弱点を痛感できたのは今後の大きなチャンスだと感じています。
今後の活動で弱点克服を強く意識しながら練習に励みたいと思います。