出艇前の様子

どうも。
まだカンガルーを食していないブッチです。

セーリングチームESPRiT(エスプリ)のMelges24メンバーはオーストラリア選手権に参戦しています。
今回は3日目のデイリーレポートです。

まずは結果から。
この日は6R〜8Rまでの3レースが消化されました。
10位、11位、リタイアの結果で、アベレージでフリートの半分が定位置になってしまいました。
全8レース総合では11位につけています。

3日目の成績
詳細は「Melges 24 Australian Champs リザルト」
http://www.topyacht.net.au/results/2014/fos/mel24/SGrp10.htmの「JPN783 ESPRIT」をご覧ください。

【レース内容】
印象に残るポイントだけ。

■6R
 真ん中より下側でスタート。
 スタートに風上フリートのみ降りてきたブローが入り、先頭集団が早々に形成されてしまいました。
 そこに自分たちが居なかったため二番集団で戦う展開になりました。
 フリーのコースでブローに乗る時間がフリートに対して短く、良いヘディングとスピードを得られなかった印象。
 フリーのレグで順位を落とす結果が多かった感じでした。

■7R
 真ん中より上側でスタート。
 一線でスタートしたためスピードもよく走れるポジションでしたが、フリート全体が大きく右にシフトしスタボーロングのコースに。
 時間をかけて左右交互に大きなシフトが入る傾向があったため次の左シフトを掴みました。
 1マーク前でまた右シフトがあり回航順位は10番前後だったように思います。
 フリーは6Rの失敗から学んだことが活かされ、スピード、アングルともに良い印象でした。

■8R
 スタート時に下側に後ろから入り込んできた艇と接触があり、ポート側スプレッダーが破損するハプニングがありました。
 結果、このレースをリタイアしプロテストしました。
 審問の結果はこちらの言い分が認めらず負けました。

■全体的に
 昨日までよりも岸より、湾内でのコース設定でした。
 風も平均18Knotと強風域のレースでしたが、大きなシフトが左右に降りてくる印象のある風のパターンのため次の大きなシフトに向かってコースを展開する艇がトップ集団を形成する傾向がありました。
 8R目のリタイアは残念でした。
 状況としては「時間とスペース、つまりルームを与えられなかったためこちらが避けきれなかった」という内容のプロテストでした。
 風下風上の権利関係のプロテストはシビアなところがありますが認められなかったのは非常に残念でした。

破損したスプレッダー
何クラス?
8Rのフリーレグ

破損したスプレッダーも修理しました。レースに復帰します。
4日目は最終日となります。
引き続き頑張ります。


※現地での様子はFacebookにアップしています。ぜひご覧ください。
https://www.facebook.com/ClubESPRiT

【オーストラリア選手権 Melges24クラス 成績表】
http://www.topyacht.net.au/results/2014/fos/mel24/SGrp10.htm

【オーストラリア選手権 全クラス 成績表】
http://www.topyacht.net.au/results/2014/fos/

【Melges24 世界選手権 公式サイト】
http://www.melges24worldsaustralia.com/