NEWアイアン
Category: ゴルフ部
Posted by: Takashi Kawamura
毎回毎回、結構前の話。タイムリーな更新をしない。
もちろん、夏休みの宿題も休みが終わる直前にやっていた。
いや、やらない事も…。
X-BLADEを売ったお金でNEWアイアンを買った。
NEW…といっても中古、しかもX-BLADEよりも前に発売されたモデル。
NEWアイアンでもなんでもないが、自分にとってはNEWなので。
中古屋でアイアンを眺めていると店員がどんなのを探しているのか尋ねてくる。
どうやら前の週にクラブ査定に来た事を覚えているらしい。
「簡単な奴。」
「簡単な奴ですか。」
「で、球の捉まりが悪い奴。」
「簡単で捉まりが悪い…。う~ん。」
店員はちょっと困った様子。自分でもちょっとメチャクチャな事を言っているな、と思った。
簡単なクラブのイメージは、球の捉まりがいい=スライスしない、というのが一般的だから、
一言で簡単で捉まりの悪いクラブ、と表現するとちょっと違和感がある。なので少し補足。
ある程度、ミスに対する許容範囲が広いクラブを探していると伝えると、ツアーステージ・TS-201を薦めて来た。
TS-201と言えば、X-BLADEやX-BLADE・CBが出る前にブリジストンから販売されていたプロモデル。
キャビティーとは言え、自分の中ではハードなイメージ。
実はX-BLADEを買う時に、このTS-201とどちらにするか迷った経緯がある。
簡単なアイアンでビシビシグリーンを捉えるイメージが膨らみきっていたので、自分的にはう~ん…な感じ。
しかしながら見た目は、小ぶりなヘッドとストレートに近いネックがいい雰囲気を醸し出している。
前のアイアンと比べても大きな違和感は無い。
「お客さんなら打てますよ。」
と俺のスイングなど見た事も無いのに適当な事を言う店員。
顔の良さとゴルフの腕は比例すると思っているクチに違いない。
確かに私は、自々共に認める端正な顔立ちだ。なのに女性には全くモテない。
理由は分かっている。顔が良すぎて自分には不釣合い、などと躊躇してしまうのだろう…。
しかし、中には獲物が大きい程闘志を燃やすチャレンジャーもいる。うちの嫁さんはきっとそんなタイプ。
ああ、そういえば、奴は面食いだなぁ…。
好きな有名人、ブラッド・ピット、ディビッド・ベッカム、福山雅治、ついでに松井秀喜…。
( ブラピ + ベッカム + 福山 )÷ 3…。
ハイハイ、分かります。分かります。なるほどね。俺を選んだのはそういう理由か!!
という事は内面よりも顔で選ばれたって事!?それって酷くな~い?
なぁんて不満を何度か嫁にぶつけてみたが、そんな時の嫁は決まって無言で無表情。
無視じゃありません。照れ屋なだけですわ。
…時々人生が寒々しい…。
ああ、アイアンの話?
まあ、とにかく迷っていると、貸し出しもやっているから、練習場で試してみたらどうか?と店員が言う。
そんな訳で、アイアンを借りていざ練習場へ。
何球か打ってみると、なるほど、確かに抱いていたイメージよりも簡単。
フェイスのどこに当たっても飛びますよ、的なイージーさでは無いが、
多少のトップならば急激に飛距離が落ちてしまう事も無い。
ロフトが寝ているので、バカッ飛びする訳では無いが、
前のアイアンと似たようなロフトなので、距離感で戸惑う事も無さそう。見た目も打感も悪くない。
いいんじゃないの?これ!!
なぁんてテンションが上がる程、劇的に素晴らしい結果が出た訳では無かったのだが、
ゴルフはスコア、と割り切って、とにかく簡単なクラブを選ぶか、
道具に頼り切らず、腕を磨ける余地も残すか、
の狭間で揺れていた自分にとってはベストの選択かも。
店に戻り、買う事を告げると店員は
「それみた事か!この色男!!」
と言わんばかりの得意げな顔。
妙な敗北感を感じつつ、清算。2千円引いてもらい、5万円きっかり。
2年半前に迷った挙句に、選ばなかったTS-201が紆余曲折を経て、
自分の元に辿り着く偶然。運命的なものを感じます…。( ← 嘘 )
もちろん、夏休みの宿題も休みが終わる直前にやっていた。
いや、やらない事も…。
X-BLADEを売ったお金でNEWアイアンを買った。
NEW…といっても中古、しかもX-BLADEよりも前に発売されたモデル。
NEWアイアンでもなんでもないが、自分にとってはNEWなので。
中古屋でアイアンを眺めていると店員がどんなのを探しているのか尋ねてくる。
どうやら前の週にクラブ査定に来た事を覚えているらしい。
「簡単な奴。」
「簡単な奴ですか。」
「で、球の捉まりが悪い奴。」
「簡単で捉まりが悪い…。う~ん。」
店員はちょっと困った様子。自分でもちょっとメチャクチャな事を言っているな、と思った。
簡単なクラブのイメージは、球の捉まりがいい=スライスしない、というのが一般的だから、
一言で簡単で捉まりの悪いクラブ、と表現するとちょっと違和感がある。なので少し補足。
ある程度、ミスに対する許容範囲が広いクラブを探していると伝えると、ツアーステージ・TS-201を薦めて来た。
TS-201と言えば、X-BLADEやX-BLADE・CBが出る前にブリジストンから販売されていたプロモデル。
キャビティーとは言え、自分の中ではハードなイメージ。
実はX-BLADEを買う時に、このTS-201とどちらにするか迷った経緯がある。
簡単なアイアンでビシビシグリーンを捉えるイメージが膨らみきっていたので、自分的にはう~ん…な感じ。
しかしながら見た目は、小ぶりなヘッドとストレートに近いネックがいい雰囲気を醸し出している。
前のアイアンと比べても大きな違和感は無い。
「お客さんなら打てますよ。」
と俺のスイングなど見た事も無いのに適当な事を言う店員。
顔の良さとゴルフの腕は比例すると思っているクチに違いない。
確かに私は、自々共に認める端正な顔立ちだ。なのに女性には全くモテない。
理由は分かっている。顔が良すぎて自分には不釣合い、などと躊躇してしまうのだろう…。
しかし、中には獲物が大きい程闘志を燃やすチャレンジャーもいる。うちの嫁さんはきっとそんなタイプ。
ああ、そういえば、奴は面食いだなぁ…。
好きな有名人、ブラッド・ピット、ディビッド・ベッカム、福山雅治、ついでに松井秀喜…。
( ブラピ + ベッカム + 福山 )÷ 3…。
ハイハイ、分かります。分かります。なるほどね。俺を選んだのはそういう理由か!!
という事は内面よりも顔で選ばれたって事!?それって酷くな~い?
なぁんて不満を何度か嫁にぶつけてみたが、そんな時の嫁は決まって無言で無表情。
無視じゃありません。照れ屋なだけですわ。
…時々人生が寒々しい…。
ああ、アイアンの話?
まあ、とにかく迷っていると、貸し出しもやっているから、練習場で試してみたらどうか?と店員が言う。
そんな訳で、アイアンを借りていざ練習場へ。
何球か打ってみると、なるほど、確かに抱いていたイメージよりも簡単。
フェイスのどこに当たっても飛びますよ、的なイージーさでは無いが、
多少のトップならば急激に飛距離が落ちてしまう事も無い。
ロフトが寝ているので、バカッ飛びする訳では無いが、
前のアイアンと似たようなロフトなので、距離感で戸惑う事も無さそう。見た目も打感も悪くない。
いいんじゃないの?これ!!
なぁんてテンションが上がる程、劇的に素晴らしい結果が出た訳では無かったのだが、
ゴルフはスコア、と割り切って、とにかく簡単なクラブを選ぶか、
道具に頼り切らず、腕を磨ける余地も残すか、
の狭間で揺れていた自分にとってはベストの選択かも。
店に戻り、買う事を告げると店員は
「それみた事か!この色男!!」
と言わんばかりの得意げな顔。
妙な敗北感を感じつつ、清算。2千円引いてもらい、5万円きっかり。
2年半前に迷った挙句に、選ばなかったTS-201が紆余曲折を経て、
自分の元に辿り着く偶然。運命的なものを感じます…。( ← 嘘 )
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