毎年恒例の秋の1泊ツーリング。今回は磐梯山の有料道路が観光誘致で無料開放されていることから、福島復興支援と称して走りに行ってきました。

日にち
 2011/09/17(土)から1泊
参加車
 SUZUKI INAZUMA 瀬上
 HONDA XR250 naitomo
コース
 磐梯山ゴールドライン、磐梯吾妻レークライン、磐梯吾妻スカイライン、蔵王ハイライン、蔵王エコーライン、西吾妻スカイバレー
蔵王

1日目
~9:00 東北道、上河内SAに集合
微妙な曇り空の元、夜明け近くに自宅を出発。進行方向に雨雲が見えるなか、とりあえず集合場所の上河内SAを目指す。途中の小雨と進行方向の真っ黒な雨雲により、高速途中で雨具を着用。蒸し暑いです。
朝食をとってゆったりしていると、瀬上が合流。軽く打ち合わせて、いざ出発。

~10:50 東北道、磐越道
途中で給油しながらも、やっとのことで磐梯河東ICに到着。渋滞もあったからか、えらく遠かったなぁ。

~14:00 磐梯山ゴールドライン、磐梯吾妻レークライン、磐梯吾妻スカイライン

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まずは磐梯山ゴールドライン。路面はやや荒れ気味。低速カーブが多い。天気はうす曇だが、展望台から見える猪苗代湖はなかなか良い眺めです。
続いて磐梯吾妻レークライン。湖畔沿いの穏やかな道路。比較的まったり。途中、ソースカツ丼で空腹を満たしました。さらにまったり。
最後に磐梯吾妻スカイライン。スカイラインという名の通り、尾根沿いで景色の良い道路。浄土平を中心に景色と硫黄の香りを楽しみながら流すのが良い道。自分はリズムを崩したのか、崖から転がり落ちるイメージが沸いてしまい上手く走れませんでした。
浄土平
つばくろ谷

~16:30 R4、国見IC近く、県46、R113、七ヶ宿湖、県51(通行止で迂回)、白石市街地
地図で見る限り、国見から七ヶ宿湖を経由して宿泊予定地の遠刈田温泉までは、カーブが多くリズム良く走れる楽しい道に感じたのでトライし、実際に瀬上を先頭にリズム良く走ることができましたが、県51が崖崩れのため途中で通行止になってしまい迂回せざるを得なくなってしまいました。宿はいつも通り予約してなかったので、急遽宿泊予定地を白石駅周辺に変更。R113で向かう。
しかし、新幹線の駅もそばにあるこの近辺で宿を見つけることができません。そこで、私のニューアイテム「スマホ」を駆使して元の宿泊予定地の遠刈田温泉に予約が取れました。まずは一安心。

~17:30 R457、遠刈田温泉
明日に備えて白石で給油し、R457で遠刈田温泉を目指します。
ところで地方の3桁国道は、国道といっても車がすれ違うことができないような道路も多いので注意が必要です。R457も一部はそんな道でした。
宿泊は観光地のホテルなのできれいでしたが、料理(ビュッフェスタイル)の割りにお値段がびっくり気味でした。建物は多少ボロでも、安くて美味しい料理の宿を好む我々の嗜好からは、少し外れて残念でした。しかし、アルカリ泉質の温泉で疲れを癒すことができました。
お宿

本日の走行440Km。大満足の走り応えゆえ、とっとと就寝。

2日目
~9:30 蔵王ハイライン、蔵王エコーライン

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オヤジ二人旅、起床がとても早い。朝湯で体を起こし、8時に出発。
宿を出れば、あっという間に蔵王の入り口。福島をメインに考えていた今回のツーリングですが、今はもう宮城。そして蔵王を走りきればそこは山形です。
ハイラインはヘアピンカーブの連続で、どんどん標高を上げて行きます。30馬力では物足りないですね。それにしても景色は最高です。今回の計画初期よりもだいぶ遠出してしまいましたが、その価値がありました。早起きして道路が空いているうちに来たのも正解でした。宮城県とはいえ、麓は30度近いのですが、ここはひんやりと気持ちよい空気です。
心地よい空気を味わったので、山形側に降りていきます。こちらもヘアピンの連続でした。だんだんと景色が木に閉ざされ、標高の下降に伴い、気温がグングン上昇していきます。あちー。
蔵王のお釜の近く

~11:00 R13を南下、上杉神社、米沢
暑さに耐えて移動。米沢市内の上杉謙信を祭った神社近くで迷子。祭りなのか鉄砲隊などの行列に行く手を阻まれたが、珍しいものが見れました。

~12:30 天元台、西吾妻スカイバレー

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天元台の麓で給油後、西吾妻スカイバレーへ。だいぶ前にスキーで友人と来ましたが、全く景色が異なります。ま、当然ですね。この道路は中低速のテクニカルなカーブが連続しているので相当楽しめます。走りを楽しむには今回のルートの中で一番楽しかったです。だいぶカスタムしたバイクと楽しくランデブーできました。そしてもちろん、景色も良かったです。
峠を越えれば福島県です。峠を越えて下りの道は、低速ヘアピンの連続でした。
今回の旅では、ここまでのルートしか考えていなかったので、釜飯を食しながらルートを練ります。ところで、食堂のおばちゃんと話したのですが、福島は観光客が全くいなくて困っているそうです。この食堂も3連休の2日目の昼時なのにお客は私たちだけでした。おばちゃんに感謝されてしまいました。恐縮です。釜飯はとても美味しかったです。
西吾妻スカイバレー

~15:00 磐梯山ゴールドライン、R49、R294、県235羽鳥福良線、R118、須賀川IC
磐梯山ゴールドラインを昨日とは逆方向から通過して磐梯河東ICへ。ここからグネグネ気味の一般道で白河ICを目指します。R49、R294とつないで、県235との分岐まで来ました。通行止めと書いてあるので、地図を見ながらあーだこーだ話していると、地元の方から「通行止めじゃないよ」との情報。ありがとうございます。羽鳥湖を目指して再出発します。途中、道が細く路面も荒れ気味なので、ゆっくり進んでいました。カーブの入り口で砂が浮いている場所がありました。急遽車体を起こしたので、OFF車の私はフロントが滑っただけで事なきを得ましたが、相棒はスリップダウンしてしまいました。20kmも出ていなかったので、怪我もマシントラブルも気分の落ち込みもないのが幸いでした。再発防止のために現場検証をしました。
羽鳥湖から白河へ抜ける県道は、通行止めでした。走りは十分に堪能したので、一番近いICを目指すことにしました。
現場検証

~16:00 解散、岐路へ
東北道は刺激が少なく、睡魔が襲ってきます。1時間ほどで休憩にしました。そして交通の流れに乗れない私と流れに乗れる瀬上は、ここで解散することにしました。気をつけてね。

私は19:20に帰宅。本日の走行470km。

総括
二日間の走行距離が900Km超で、このクラブのツーリングとしては過去最長となりました。そして磐梯山や蔵王の周辺は走り応えも見応えも十分でした。
また行きます、福島、東北。待っててください。
注意