印旛沼 風車
「免許とバイクが手に入りました」という社内メールが新人のオノショから飛んできました。初めてのバイクで、しかも新車とのこと。それならば、私が新しい乗り物を手に入れたときに必ず走りに行く「慣らし運転」に最適な道路へ案内したいので、プチ・ツーリングに誘いました。オノショと私は家が近いので好都合です。
約束の前日に翌日の降水確率が70%で中止にしましたが、当日は薄日が差す良い天気。急遽連絡を取って慣らしに出かけました。

日にち
 8月28日
メンバー
 オノショ Ninja250R(2011年式)
 ナイトモ XR250(1991年式)


私が考える「慣らし運転」には、二つの意味合いがあります。
一つは、簡単に言えば「そーっと」走ることによって金属表面のザラツキを削り落とすこと。kawasaki車の場合は800kmまで4000rpm、1600kmまで6000rpm。そーっと走ればもう少し回しても問題ないでしょう。オイルとエレメント交換をすれば、比較的多くの鉄粉が出てくるでしょう。だんだんとあたりが出てきて、ミッションの渋さも解消されるでしょう。その後は徐々に使用する回転数を上げても良いと思います。

もう一つの目的は、人間がマシンに慣れること。アクセルやブレーキをはじめ全ての操縦系統はON/OFFのデジタルな世界ではなく、ジワーっと操作することが多いアナログな世界。きびきびと走れるのは、そーっと扱うことができてこそ。
従って慣らし運転には、交通量と信号が少なく適度にグネグネした田舎道が適している。この日は私たちの住む松戸から、市街地を避けて沼南、白井、印西を通って印旛沼まで行って来ました。片道が1時間ちょい。慣らしには最適です。

今回は慣らし第一段階としてのコースを走りましたが、次回は第二段階として房総へ出かけよう。

印旛沼 ひまわり