とある秋のお話








3匹の独身 ふたたび








3匹の独身が富士山に上った。
メンバーは高妻山と一緒。
ここをクリーックするとあっとゆーまに高妻山


長男:憲二郎
次男:おっくん
三男:りょうま


ただし、長男は富士宮登山道から登り、
次男、三男は吉田口登山道から登った。

なぜ別々のルートで登ってるの?と思うでしょう。
我々も分かりません。
では吉田口登山道を選択した次男と三男のお話、始まり始まり。





今回の富士山企画は金曜の昼間に決まった。
三男は翌日の土曜日に野球の予定が入っていた。
しかし雨天中止となったので、その旨を次男に伝えたところ
「じゃ、富士山行こう」
となった。

次男、三男のこのノリはよくあることで富山に日帰りツーリングに行った時と同じ流れだ。
ここを押すと富山へひとっとび




我々が予定していたタイムスケジュールは下記。
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[金曜]
21:30 吉田口5合目到着 就寝
22:30 起床(笑)
23:00 出発

[土曜]
05:00 山頂到着
05:30 日の出をチラ見
07:00 下山開始
11:00 吉田口5合目到着
18:00 次男は友人の結婚パーティ/三男は飲み会

[日曜]
03:00 白根山に出発 ←!?

予定登山時間:6時間
予定下山時間:4時間
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結果的にかかった時間は下記です。
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登山時間:4時間50分
下山時間:3時間
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想定よりは早かったですね。
登山道が渋滞していなければもう少し早くついたと思います。


ちなみに日曜日の白根山は雨天中止になりました。
雨が降らなかったら中々ハードな週末になっただろう。



上記に記載したとおり23時に登山開始。
出発時間
次男、三男
地図


入山料(1,000円/一人)を支払ったらバッチを貰った。





登り始めて数十分。
真っ暗で辺りが見えない。
真っ暗

次男からヘッドライトを持って来いと言われたが、普通の三十路男はヘッドライトなんて持ってない。
そもそも懐中電灯も持ってないし。


携帯のライトでどうにかなったが、電池が切れるのが嫌なので次男のヘッドライトの明かりを頼りに登った。
しかし、見えない。
足の脛(すね)を何度も岩にぶつけた。
弁慶なら号泣レベルだろう。


何度も脛を強打する三男を不憫に思ってか、次男がランタンを貸してくれた。
これがなかったらアザだらけになってたと思う。
おっくん、山山山山山山山山山!!!(山×9=サンキュー)



そんなこんなで6合目到着。
余裕だぜ。






また登る。






そして7合目到着。
名前は「元祖7合目」だったかな?
余裕余裕♪






また登る。






山小屋発見。
「もう8合目か~」
と思っていたら「新7合目」と書いてあった。(えっ!?)








やる気が無くなった。


なんで7合目が2個あるのよ。
次はどんな名前の7合目が出現するのかと脅えた。





また登る。






山小屋発見。
今度は8合目だった。
いぇーい!!
8合目


しかし、ここから秋の8合目祭りが始まる。






また登る。






山小屋発見。
!?
!?




また登る。






!!??
!!??
トモエ館
本8合目・・・???

8合目って何個あるんだよ。
それくらい調べてから登れ!!!って言われそうだが、そんなことは知らない。


そして寒い。
寒い


既にスノーボードのウェア上下を着ているが、寒い。
風が吹いているから体感温度は氷点下だろう。
まだ8合目なのにこの気温。
温度計


ここで暗闇が訪れる。
つまり、ランタンの電池が切れた。
運よく8合目(どこの8合目かは忘れたw)にいたので山小屋で電池を買うことに。
単四電池4本で1,000円!!??
「たけーなぁ」と思う気持ちより、電池をゲットできた喜びが勝った。






また登る。






山小屋発見。
「9合目かぁ」と思っていたら山頂だった(えっ??)
さんちょうー








どうやら9合目は見落としたらしい。
ドンマイ9合目。






御来光館


山頂は8合目と比にならないくらい寒かった。
何より風が強すぎる。
スノーボード用の手袋をしているのに手がかじかむ。
足の感覚がどんどん無くなっていく。
おっくんはラーメン用のお湯を沸かしたいのに強風で火がつかない(笑)

登頂時間
現在時刻3:50
寒い。






4:30になった。






太陽の予感
太陽の出現を期待させる空色になってきた。
さらば暗闇。
また半日後に会おう。






っん?
4:45
太陽現れず(っん?)






5:00
今日の太陽は恥ずかしがり屋なのだろうか。
そんな恥ずかしがりやな太陽もいとおかし。






5:30
手前
想像していた場所より手前から出てきた事に驚いた。(写真で伝わるかなぁ)
1時間もおくれて出てきたと思っていたが、単純に我々が日の出時刻を勘違いしていたことに気がついたのは後日だった。
相変わらず適当である。

太陽
太陽






じろー
太陽を見つめる次男






じろー
同じく三男






太陽with独身
太陽with次男
太陽with三男






雲海
雲海がすごい






噴火口
噴火口










その頃、長男は富士宮登山道の8合目付近にいた。
その頃、長男は
富士宮登山道8合目





長男と山頂で合流する約束をしていたのだが、次男、三男はその後の飲み会に遅れたくないので下山を決意。
この決断により、長男は我々に会えない事が確定した(笑)



ここからは孤独に富士山と向き合った長男のお話です。
話と言っても一緒にいたわけではないので写真メインです。


長男山頂に到着。
長男山頂


富士山の山頂には色々ある。
山頂を満喫するには噴火口の周りをグルグル歩き回る必要がある。
ちなみに次男、三男は噴火口の周りを歩かず震えていただけだった。
しかし長男はグルグル開始!
グルグル




まずはここ。
鳥居
(どこ?)



建物発見。
発見
なんの建物だと思います?







気象観測所
気象観測所でしたー




富士山の影
富士山の影



山
雲海の向こうに山(何の山かは不明。長男に聞いて下さいな。)



模型
模型2
我々の下山した道にこんなの無かった。



孤独
一人ぼっち。
ちょっと寂しい。




雲
雲
雲
雲がすごい。



宝永山
どうやらここは宝永山の山頂らしい。
長男は宝永山に行きたかったみたい。



抹茶
抹茶にしては黄色い。
こんな抹茶は嫌だ。






さて、「三匹の独身 ふたたび」はいかがでしたか?
突然ですが長くなったのでこれにて終了します。
最後はきれいな太陽でお別れしましょう。

おしまい

光を与え、温もりを与える。
そんな太陽のような存在が我々の前に現れるのだろうか。
もしかしたら、これを読んでくれたあなたかもしれませんよ。
(なんつって)

お後が宜しいようで。