それは一通のメールから始まった。「【業務外】春ツーのお誘い」。昨年秋に台風で流れてしまった秋ツーリングのリベンジ企画だ。


参加車
ＩＷＳＫさん　CB1100
ＫＧＪさん　CB1300
ＫＳＤＭさん　ST250
ＭＺＤさん　Z1 LOOK な KZ
ＳＺＫさん　XR250
ナイトモ　VERSYS650

コース
　道の駅八王子滝山～津久井湖～道志みち～富士山



0700　道の駅八王子滝山
天気予報は快晴で最高気温25度以上の夏日になると言っていたが、この時期の早朝は寒い。ライジャケの下にダウンを着込んで正解だった。
GW初日による渋滞を心配して早めに自宅を出発したので、集合場所には6時過ぎに到着したが、道の駅は当然開店前。近くのコンビニで朝食購入。ＭＺＤさんは、バイクを駐車する様が乗れてる感じでカッコいい。
初対面の方に自己紹介やバイク紹介をしながら、出発時刻までに集合して出発。橋本近辺の道は信号の間隔が短くて、一度に数台しか進めないのがネックだが、津久井湖の手前から緑が増えてきて、反比例するように信号が減ってきた。走りやすい。
第2集合地点の津久井湖で、もう一台合流し、ここからが本当のスタート。


0900　～道の駅どうし
これ以上ないと思える最高の天気の下、国道413（通称道志みち）を気持ちよく西へ進む。渋滞はなく、緑は多く、道は程よくクネクネ。そして私の好きな藤の花があちこちで咲いている。
半年前にバイクを購入したリターンライダーのＩＷＳＫさんは、クネクネ道でも安全に淡々と走っている。「こんな長距離、走ったことない」とか言っていたが、楽しそうで良かった。
道の駅にはバイクが沢山停車中。ＫＳＤＭさんがコロッケで小腹を満たす。うまそう！　ＳＺＫさんは早くもお土産を購入。偉いなぁ。


1000　～山中湖
道の駅どうしから山中湖にはすぐに到着してしまうが、このロケーションを通過してしまうことはできない。



1130　～富士山新五合目ＰＡ
富士山の南側を走る富士山御殿場公園線では、今までよりも更に交通量が減って走りやすい。新五合目ＰＡまでのワインディングは、ＭＺＤさんとKawasaki2台で楽しくランデブー。路面がバンピーなので車体の挙動に注意を払いながらも、気持ちよく走れた。
五合目ＰＡからの景色は、やや霞んでいたものの駿河湾や西伊豆まで見通すことができた。早朝から行動しているので、みんなお腹が空いてきた。富士宮焼きそばを目指して出発。



1300　モグモグ
富士を一気に下り、途中で給油して西富士宮へ。事前にＭＺＤさんが調べてくれていた「まごころ」というお店。駐車場は砂利で道路とギャップがあるので出入りしにくいが、モチモチの焼きそばは、味付けがしっかりしていて私の好きなタイプ。とてもおいしかった。大盛りを頼んだが、もう少しボリュームがあれば更に良し。
食後にＳＺＫさんは東名で帰るためにお別れ。たくさん写真を撮っていただいて、ありがとうございました。


1400　道の駅なるさわ
県71、R139とつないで道の駅なるさわへ。バイクオヤジはみんなソフトクリームが大好き。




1530　談合坂ＳＡで解散
全体的に時間帯が早かったおかげか（？）、心配した渋滞もほとんどなく絶好のツーリング日和を満喫した。家に着くまでがツーリングです。各自の無事故と次回のツーリングを誓って解散した。


タイヤの話
どこかで休憩しているときに「タイヤって、どこまで信用していいのか分からない」みたいな話をしていた。どんなタイプのタイヤを履いているかによって大きく異なるけど私の感覚では、
・ツーリングタイプのタイヤでは、タイヤと対話をしながらバンクさせていく。ちょっと疑いながら走る。
・サーキット対応が謳われているようなハイグリップタイヤでは、見通しが良い、センターラインがある、路面状態が良いなどの条件下では、99%信用してＯＫ。一度だけ履いてみたα13は、体育館でバスケットシューズを履いているようなキュッキュッとした感覚だった。ただしタイヤが冷えた状態では簡単に滑ってしまう。
・ツーリングタイプのタイヤは寿命が長いように感じるけど、実際は激しく走るとタイヤの温度が上がり過ぎてすぐにすり減ってしまう。
・250クラスのオフローダーは車体が軽いので、ブロックタイヤでバンクさせても大丈夫。調子に乗り過ぎて滑っても、すぐに再グリップしてくれる。
こんな感じで、目指す走り方によってだけど、タイヤと日本酒には賞味期限があるので注意すべし。タイヤは2年。日本酒は2カ月。（個人の感想です）

総括
クネクネ道はＭＺＤさんが、経路が分かりにくそうな場所はＫＧＪさんが先導してくれた。先頭は気疲れするんですよね。お二人とも、ありがとうございました。
また誘って下さいね！