さて、テニスを題材にした漫画といえば
皆さんはどんなものを思いつきますか?
現在人気のテニプリこと『テニスの王子様』とか、
一昨年、上戸彩ちゃんが岡ひろみ役を演じて話題になった
『エースを狙え!』といった辺りでしょうか。


その昔、週間少年サンデーで『LOVe』という漫画をやっていました。
このページを見ると、発売日が12年も前になっています。
ちょっと驚きでした。

ま、内容はおいときましょう。
問題なのは主人公の女の子。
「高樹愛」という名前なのですが、通称「ラブ」ちゃん。
この「ラブ」、もちろん「愛」の英訳なんですが、
もう一つ、テニスで0ポイントを意味する言葉でもあります。

「ラブゲーム」というのは単純に考えるとちょっと艶っぽい言葉ですが、
テニスでは相手を0点に押さえ込んで勝つことを意味しています。

「0が卵の形に似ている所から、フランス語のl'oeuf(レフ)と呼ぶようになり、
それが英語のLove(ラブ)と聞き違えられてそのまま広まった」
という説が有力だそうですが、はっきりとは由来は分かっていないようです。
(その他諸説あります。色々調べてみるとおもしろいです。)

テニスのポイントについての謎はこれだけでなく、
ポイントを取るごとに
15(フィフティーン)、
30(サーティー)、
40(フォーティー)
と上がっていきます。

まあ、なんとこの中途半端なこと。
これは昔60進法が一般的であった時代に、
15ずつ増やしていたことに由来するらしいです。
最後が45(フォーティーファイブ)じゃないのは、「長いから省略した」とか。

ちなみに、私の記憶違いでなければ、
テニスの4大大会(全英、全仏、全米、全豪)のうち、
全仏だけ審判が特殊です。
フランス語でコールするのです。
初めて全仏の大会をテレビで見たときには何がなんだか分かりませんでした。
(確か「デュース」を「エガリテ」と言っていた気がしますが。。。)

以上、テニスの得点についてのトリビアでした。

(ちなみに今、全豪オープンが開催されていますね。)
(ヒューイットが2回戦で姿を消す、という波乱のニュースが入ってきました。)