Interop Tokyo 2017 参加レポート
先日(6月7日)、国内最大級のICTイベントである
「Interop Tokyo 2017」に参加してきました、いまいとおおきです!
URL:https://www.interop.jp/
おおき:Interop(インターロップ)は世界で開催されている、
ネットワークコンピューティングに特化した
テクノロジーとビジネスのリーディングイベントです。
いまい:幕張メッセにて 約500社を超える企業の最新技術を見れるとのこと。すごい賑わいです。
いまい:入場してまず向かったのは、フォアスカウト社によるセキュリティ分野の基調講演。
おおき:タイトルは「IoT時代の新たなセキュリティ対策」です!
昨今はIoT化が声高に叫ばれ急速に進んでいますが、
便利になる半面、そのリスクも忘れていけませんよね。
いまい:同時翻訳の聞けるトランシーバを受け取り、会場へと入ると
スモークが焚かれ、ロックなBGMが流れる非常に大きなライブハウスのよう。
おおき:すごかったよね。その様子がこちら!
(講演中は撮影禁止だったので、始まる前の写真になります)
いまい:内容としては、「可視化」「コントロール」「オーケストレーション」の
3つのキーワードに基づいたセキュリティ自社製品の宣伝が主でした。
端末にエージェントを入れる必要もなく、
他メーカーと統合した統括的なセキュリティを、
既存環境にアプライアンスを導入するだけで実現してくれるというものです。
おおき:IoTで様々な端末がネットワークに繋がることになります。
そうしたとき、盲点を突くような攻撃からデータを守ることができるよう
すべての端末を統括的に、目に見える形で管理する必要性を感じました。
いまい:個人的には、
様々なメーカーの端末をエージェントレスで管理できるってところに、
「そんなことが本当に可能なのだろうか?」
と感じていたのですが、後述のShowNetにて考えを改めることとなります。
おおき:そのあと、私はもう一つ基調講演に参加しました。
いまい:どんな内容だったの?
おおき:タイトルは「AWS環境におけるセキュリティインシデント」。
先ほどの講演よりも企業とサービスの宣伝的な要素が強かったのですが、
私もAWSを利用した運用保守を業務で行っているため、
他社がどのようなAWSを利用したサービスを提供しているか
とても参考になりました。
いまい:AWSって、現在クラウドサーバの中ではぶっちぎりのシェア率を誇っているんですよね。
おおき:そうそう。にもかかわらず、大幅な値下げに踏み切ったりと、
企業努力を続けています。拡張性が高く、導入も比較的簡単で、
従量課金制のためコストを抑えることも可能です。
いまい:今後もAWSに要注目ですね。
おおき:基調講演のあとは、広大なフロアに所狭しと立ち並んだ、展示会のブースを見て回りました。
いまい:ただでさえ多い出展企業。ぼんやり歩き回ってもと思い、
私は主にセキュリティ分野に重きを置いて見て回りました。
全体の関心もやはり高いのか、セキュリティのブースは大きく、
人も多かった印象です。
おおき:セキュリティ専用の大きなコーナーがあったよね。
わたしは普段業務で携わっているサービスのブースを重点的に見て回りました。
今後お客様から要望があった時、提案できるサービスの幅を広げる意味で、
大変勉強になりました。
いまい:そして、展示ブースといえばこれ
おおき:めちゃくちゃもらってるじゃん!!しかもなかなかいいものばかり。やるなぁ~
おおき:最後にやってきたのは、今回の最大の目的、ShowNetテクニカルツアーです!
いまい:閉場後、Interopのために構築された会場内のネットワークを
稼働中の機器を見ながら説明してもらえるんだよね。
使用されている技術は2、3年後普及するであろう技術を
先駆けて挑戦しているそうです。
おおき:参加企業91社、総額約87億円だって。
いまい:意味わかんないね
おおき:ShowNetのトポロジー図です。びっしり。
いまい:91もの企業が参加しているので、
当然複数メーカーの機器が存在しているわけですが、
統括的に自動化&可視化され、問題なく管理・運用されています。すごい!
おおき:サイバー攻撃統合分析プラットフォーム「NIRVANA改」だっけ?紹介された管理ツールのGUIがまたかっこよかったよね。
いまい:機能もさることながらGUIのあまりのかっこよさにしびれました…。
テクニカルツアーの様子①。ShoNetのFacebookに掲載されていました。大木の後ろ姿が確認できます。
テクニカルツアーの様子②。こちらもShowNetのFacebookから。今井の後頭部の主張が激しい!
いまい:ShowNet目玉のひとつとして、BGP FlowSpecを用いたサービスチェインというものがありました。
おおき:トポロジー図の左右にあるかたまりがfunction poolですね。
いまい:BGPに関しては触れる機会がたくさんあるけど、FlowSpecっていう機能は知らなかったな。
おおき:このFlowSpecの経路制御により通信を「曲げ」、各出展企業毎のリクエストに応じた機能を提供しているそうです。
いまい:クラウドサービスの中身みたいなイメージなのかな。
なんにせよ、通信のフローから各機器の詳細な挙動まで、
全容を把握できるようになりたいと心から感じました。
おおき:ソフトウェア開発を行っている身からすると
あまり意識することがない領域だけど、
ソフトウェアが動いているのもその領域があってこそ。
意識して理解を深めていきたいです。
以上、いまいとおおきでした!
「Interop Tokyo 2017」に参加してきました、いまいとおおきです!
URL:https://www.interop.jp/
おおき:Interop(インターロップ)は世界で開催されている、
ネットワークコンピューティングに特化した
テクノロジーとビジネスのリーディングイベントです。
いまい:幕張メッセにて 約500社を超える企業の最新技術を見れるとのこと。すごい賑わいです。
いまい:入場してまず向かったのは、フォアスカウト社によるセキュリティ分野の基調講演。
おおき:タイトルは「IoT時代の新たなセキュリティ対策」です!
昨今はIoT化が声高に叫ばれ急速に進んでいますが、
便利になる半面、そのリスクも忘れていけませんよね。
いまい:同時翻訳の聞けるトランシーバを受け取り、会場へと入ると
スモークが焚かれ、ロックなBGMが流れる非常に大きなライブハウスのよう。
おおき:すごかったよね。その様子がこちら!
(講演中は撮影禁止だったので、始まる前の写真になります)
いまい:内容としては、「可視化」「コントロール」「オーケストレーション」の
3つのキーワードに基づいたセキュリティ自社製品の宣伝が主でした。
端末にエージェントを入れる必要もなく、
他メーカーと統合した統括的なセキュリティを、
既存環境にアプライアンスを導入するだけで実現してくれるというものです。
おおき:IoTで様々な端末がネットワークに繋がることになります。
そうしたとき、盲点を突くような攻撃からデータを守ることができるよう
すべての端末を統括的に、目に見える形で管理する必要性を感じました。
いまい:個人的には、
様々なメーカーの端末をエージェントレスで管理できるってところに、
「そんなことが本当に可能なのだろうか?」
と感じていたのですが、後述のShowNetにて考えを改めることとなります。
おおき:そのあと、私はもう一つ基調講演に参加しました。
いまい:どんな内容だったの?
おおき:タイトルは「AWS環境におけるセキュリティインシデント」。
先ほどの講演よりも企業とサービスの宣伝的な要素が強かったのですが、
私もAWSを利用した運用保守を業務で行っているため、
他社がどのようなAWSを利用したサービスを提供しているか
とても参考になりました。
いまい:AWSって、現在クラウドサーバの中ではぶっちぎりのシェア率を誇っているんですよね。
おおき:そうそう。にもかかわらず、大幅な値下げに踏み切ったりと、
企業努力を続けています。拡張性が高く、導入も比較的簡単で、
従量課金制のためコストを抑えることも可能です。
いまい:今後もAWSに要注目ですね。
おおき:基調講演のあとは、広大なフロアに所狭しと立ち並んだ、展示会のブースを見て回りました。
いまい:ただでさえ多い出展企業。ぼんやり歩き回ってもと思い、
私は主にセキュリティ分野に重きを置いて見て回りました。
全体の関心もやはり高いのか、セキュリティのブースは大きく、
人も多かった印象です。
おおき:セキュリティ専用の大きなコーナーがあったよね。
わたしは普段業務で携わっているサービスのブースを重点的に見て回りました。
今後お客様から要望があった時、提案できるサービスの幅を広げる意味で、
大変勉強になりました。
いまい:そして、展示ブースといえばこれ
おおき:めちゃくちゃもらってるじゃん!!しかもなかなかいいものばかり。やるなぁ~
おおき:最後にやってきたのは、今回の最大の目的、ShowNetテクニカルツアーです!
いまい:閉場後、Interopのために構築された会場内のネットワークを
稼働中の機器を見ながら説明してもらえるんだよね。
使用されている技術は2、3年後普及するであろう技術を
先駆けて挑戦しているそうです。
おおき:参加企業91社、総額約87億円だって。
いまい:意味わかんないね
おおき:ShowNetのトポロジー図です。びっしり。
いまい:91もの企業が参加しているので、
当然複数メーカーの機器が存在しているわけですが、
統括的に自動化&可視化され、問題なく管理・運用されています。すごい!
おおき:サイバー攻撃統合分析プラットフォーム「NIRVANA改」だっけ?紹介された管理ツールのGUIがまたかっこよかったよね。
いまい:機能もさることながらGUIのあまりのかっこよさにしびれました…。
テクニカルツアーの様子①。ShoNetのFacebookに掲載されていました。大木の後ろ姿が確認できます。
テクニカルツアーの様子②。こちらもShowNetのFacebookから。今井の後頭部の主張が激しい!
いまい:ShowNet目玉のひとつとして、BGP FlowSpecを用いたサービスチェインというものがありました。
おおき:トポロジー図の左右にあるかたまりがfunction poolですね。
いまい:BGPに関しては触れる機会がたくさんあるけど、FlowSpecっていう機能は知らなかったな。
おおき:このFlowSpecの経路制御により通信を「曲げ」、各出展企業毎のリクエストに応じた機能を提供しているそうです。
いまい:クラウドサービスの中身みたいなイメージなのかな。
なんにせよ、通信のフローから各機器の詳細な挙動まで、
全容を把握できるようになりたいと心から感じました。
おおき:ソフトウェア開発を行っている身からすると
あまり意識することがない領域だけど、
ソフトウェアが動いているのもその領域があってこそ。
意識して理解を深めていきたいです。
以上、いまいとおおきでした!