ようやく不良債権記事が片付いたので次の話が書けます。starです。

連日の猛暑の影響かはわかりませんが、
なんの前触れもなく突然家の洗濯機が壊れました。

TOSHIBA AW70DG

電源ボタンを押すと一旦は電源がはいるが、ちょっとすると電源が落ちてしまうといった症状。

2010年3月購入なので保障はとっくに切れているが、
本体に書いてある"設計上の標準使用期間"は7年となっているので、
約半分の期間で壊れたということになります。


/(^o^)\ナンテコッタイ




症状から考えるに、
おそらくはオートパワーオフ機能がおかしくなっていると思われる。

念のため一度コンセントを抜いてから再度電源を入れてみたが、症状は変わらず。


メーカーの有料修理の目安金額を調べて見ると、

基盤系の故障は少なくとも
パーツ交換だけで1万円以上はかかりそうで、
下手をすれば数万円コースになるかも?

な感じでした。


同型後継機の値段を調べたら4.5万弱。

これと、

1, 修理申し込んでから修理が来るまでの待ち期間の洗濯の手間
2, 修理立会いのために休みを取る手間
3, 制御基盤系の故障なので"一回見ただけではすぐには原因を特定できずに修理が長引く可能性"


などを考慮して天秤にかけると、

さくっと新品購入して交換した方が良さそうという結論に。


で、

"どうせ捨てるんならダメ元で自分でちょっといじってみますかー"

ということで症状を再度確認してみることに。

電源ボタンまわり


1, 電源ボタンは"入"と"切"が別れていて、"入"ボタンを押したまま"切"ボタンを押すと一旦電源が落ちてから再度電源が入る事を確認。
→ 電源のON/OFF制御はトグルボタンなどのハードウェアによるものではない。
制御基盤の電源管理がおかしくなっている可能性が高い。


2, 電源ボタンの"入"を押したまま洗濯をスタートすると、ボタンを押している間は普通に洗濯が開始実行される。
電源ボタンの"入"が押されたままの状態になるように改造してあげれば使用できる可能性がある。



という事で、分解して中を調べてみることに。


先にコンセントを抜いておいてから、

ねじ穴を探してはずします。

ねじ穴


制御パネルを開くとこんな感じ。

内部基盤1
内部基盤2


次に電源ボタンを取りはずします。

電源ボタン1
(´-`).。oO(オムロン製か…)
電源ボタン2


電源ボタンの蓋は簡単にはずせました。

電源ボタン内部


電源ボタン押下時の構造をみてもトグルボタンでないのは間違いなさそう。

電源ボタン押下時


電源ボタン内部の銅板は比較的厚みがあったので、
"ショートする事で簡単に焼ききれてしまうような心配はなさそう"
という事で外部からガムテープで固めました。

ガムテで固定化

電源ボタンを元の位置に戻し、

元の位置に


制御基盤を元に戻して閉じてから再度コンセントを入れると、無事電源が入りました。

電源投入


このままだと常に電源が入ったままの状態になるので、
コンセントにスイッチ式の物を噛ませて電源ON/OFFを管理することに。

電源管理

この状態で洗濯を3~4回行いましたが、特に問題なく動作しました☆

一応懸念事項として、
ショートした電源ボタン部分が発熱・発火してボヤに繋がる可能性も考えなきゃいけないんですが、
乾燥機能があるわけではないので、基本的に人がいる時にしか使用しないので問題ないかな~と考えてます。

ということで、
"ダメ元でもとりあえず自分でやってみれば上手くいく事もありますよ~"
という事例でした☆*゚∀゚)ノラッキー