2月4日。今回は、ルアーでのシーバスやアオリイカメインの釣行予定でしたが、シーバス先生の都合がつかず前日にえさ釣りやジギングメインの釣行予定に変更になりました。ということで、各自冷凍ホタルイカ、オキアミ、小あじを用意していたのですが、いざ当日の朝になってみると神奈川方面で風が強いという大指さんからの電話。しかし、私は既に家をでており真鶴に行ってみれば状況も変わるかもという、わずかな期待を抱き「取り敢えず行ってみましょう」との返事をしました。


7時50分頃真鶴駅で大指さん、私、清水君の3人合流。ロッキーマリンへ着いてみると、やはり風が強く海が白波だっていました。暫く様子を見る為に岩ダイビングセンターでお邪魔させていただくことにしました。

ダイビングセンターではインストラクターの田畑さんが魚図鑑?のようなものを開き、色々な魚の習性を話してくれ聞いていて全然飽きませんでした。田畑さんのダイビングを始めたきっかけというのがタイを釣りたくてタイの捕食を海中から見たいというのが始まりのようです。タイというのはとても好奇心が強いにもかかわらず、とても警戒心も強い魚のようで人がいると興味は示すものの人との距離を一定にし、人が近づくとその分離れていき、えさを撒くと撒いた一番外側のえさを口にするようです。
タイにも色々種類はいますが、釣るのはなかなか難しい魚のようです。

そして、ダイビング中に回収したという大量のエギを私と清水君に渡してくれました。去年アオリイカを初めて釣ってアオリイカの味を知ってしまった私にはとてもありがたいお土産ですが、釣り人はなるべく海を汚さないように気を付けなくてはいけませんね・・・

暫くたっても海の状況は回復せず、海難事故にあっては元も子もないので海に出ることは諦めたのですがダイビングセンターでの楽しい話が聞けたことと、大量のエギを貰えたのでとても満足でした。

今回は残念ながら釣りはできませんでしたが、今後このエギでアオリが大量になる日がきっと来る?はずなので次回に期待したいと思います。

今回は釣果が無かった為、ちょっと余談です。
エギ(餌木)とは?
イカ釣り用和製ルアーでもともとは九州の漁師さんが木に布を巻いてエビに似せたもの使っていたのが始まりだと云われています。
このエギを使ってアオリイカ、コウイカ、モンゴウイカなどをあたかもエビが海底を跳ねるようエギを見せて釣る釣りをエギングと呼びます。
アオリイカは磯や湾内の波穏やかな場所で、海底に藻や根が点在している場所を好むようです。
エギを海底に沈めた後、基本動作は竿をしゃくり、またゆっくりエギを沈める。
この動作を何度か繰り返しエギがゆっくり沈んでいく間にイカはエギに抱きついてきます。
新鮮なアオリイカはイカの中でもコリコリとした食感と甘い食味が絶品ですよ。