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古式サバニ練習編　～何度も沈をしたあの場所～

Posted by: kogaji

山野とかぶるかもしれませんが、沖縄２日目、初の古式サバニ練習をレポートしまっす♪

10/12(金)　晴　気温:３０度　水温:２８度　風向:東北東　風速:4.3m/s

快晴♪

目的地は座間味島。ＣＡＢＯにて宜野湾港を出航し、穏やかな海況の中スピード上げる。

『気持ちイイ～！』

アガー

慶伊瀬（チービシ）島が近づいて来る。いつもは南のクエフ島側を通っていますが、今日は北側を通り神山島、ナガンヌ島のとても綺麗な浅瀬を見ることが出来てとても新鮮でしたっ。しばらくして前島が近づくと、だんだんと波のうねりが強くなってくるのがわかる。サバニレース当日、何度も沈をしたあの場所だ。あの時に比べれば風も弱く穏やかな海況と言えたが、それでもかなりのうねりがある。

あらためて、本当にこんなところ（レース当日はもっとひどかった）をあの小舟で乗り越えたのかと思うと、ホントに信じられない思いに駆られ感慨に浸っていると、隣にいた山野もウルッと来たと、同じ事を思っていたようです。そして、前島を過ぎ、渡嘉敷島に向かい始めると波はまた穏やかになっている。

う～ん、やはり、あそこがポイントなんだなぁと思い知らされた瞬間でした。

間もなくして、座間味島が見えてくる。

前日にチービシでシュノーケルをしていたので、沖縄の海の綺麗さには再開を果たしていたはずですが、やっぱりココは異次元です。もはや現実の視界ではありません。ビューティホ～！！

座間味港に着き、皆でゴムボートを組み立てると、サバニ班とダイビング班に分かれます。サバニ班は、社長、伊良波さん、山田さん、阿川、山野、大谷さんと私。ダイビング班は、会長、晋ちゃん、憲ちゃん、松本さんです。松本さんはダイビング経験が豊富で今までに180本も潜ったことがあるとの事。すごい！！

ゴムボート組み立て中

ダイビングええなぁ

ダイビング班の晋ちゃんと松本さん

さぁ、サバニ班は久しぶりにESPRiT号と再開です。今回は、古式の練習ということで、初めてラダー無しで臨むわけですが、正直まともに操舵出来る自信はまったくなし。エークで舵を取りながら、セーリングを行うというイメージがどうしても沸かない…。師匠艇の“まいふな”号も山城キャプテン（今回のレースにあたり、色々と教えて頂いた我がESPRiT号の師匠です。）が舵のみを行い、セーリングは別の方がやっていたし。でも、９月組の俊介はうまくこなしていたと社長が仰っていたので、今度コツを聞いてみようっと。

尚、今回はセールが糸満にあるとの事で、セーリングを行いながらの舵を試す事は出来ませんでしたが、そのかわりに、エークのみでの舵に集中出来、サバニがどう挙動するのかを確認出来ました。といってもほぼ波のない座間味港内でさえ真っ直ぐに進まないのですが・・・。

まずは、サバニ初挑戦の大谷さんと、阿川、山野が乗艇し、舵手は山野だったのですが、相当難しいようで同じ所をグルグル回ってる。。。っていうか回り過ぎ。

続いては、古賀、伊良波さん、阿川が乗り込み、今度は阿川が舵に挑戦。阿川も漕ぎ手で乗っているときは、ちゃんと舵取ってよ～と、思っていたようですが、いざやってみて舵の難しさを実感したようです。これを聞いてサバニクルーには、全員一度はスキッパーを体験してもらい、思いを共感してもらうべきだなと感じました。

っとここで、いい時間となったため、今日は引き上げようということで、最後に港まで、初乗艇の山田さん、山野、古賀のクルーで、私が舵をやりました。

体重の関係で(笑)ミジップには山田さんがどっしりと座りいいバランスを保ちます！？。が、バランスとは裏腹に全く真っ直ぐ進みません！漕ぎ手はバウとミジップで右舷、左舷に分かれて平均的に漕いでもらったはずなのですが、漕ぎ手のパワーの差がどうしても出てしまうので艇が右に左に行ってしまう上、舵を切っている事自体がかなりの推進力を抑えてしまっているために、どんどんと速力が落ちてしまう。そうこうしていると艇はあらぬ方向に向いてしまうという始末。。。(哀)

うーん、これは厄介。

明日はなるべく舵を切らずに、漕ぎ足す事で進路をコントロールしてみようと思いながら、２日目のサバニ練習はこれにて終了。

会長と晋ちゃん