お疲れ様です、中村(俊)です。
サバニレンジャー神奈川組に続き、千葉組がディンギーに挑戦してきましたのレポートさせていただきます。
メンバーは古賀さん、武田(康)さん、小澤(操)さん、杉村さん、私の5名。

日時:6月2日(土)
場所:稲毛ヨットハーバー
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朝9時集合、天気予報は曇りでしたがこの日は晴天!
沖縄で見舞われた悪天候とはうって変わったヨット日和!
青い空、輝く太陽、そしてドブ?。。。
東京湾の相変わらずな汚さには絶句!
なにやらゲソのような白い物体がたくさん浮いてて波打ち際にはヘドロです。
絶対チンだけはしないよう、気合はホドホド
安全航行を胸に誓い、控えめな一日がスタート。。


まずは艤装。
セールをあげて、紐を通して。。
実は、武田さんと私は2度目ですが何も覚えておりませんでした。
なにせ、紐が多くて何が何やらさっぱりわからないんです。。
ディンギーはいろいろな仕掛けがありまして。。。
船と言えばサバニ!な私には近未来の乗り物に感じたものです。

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この状況を打破してくれたのが、石井くん。
彼は、この日にお願いしていたインストラクターさんで、なんと杉村君の後輩でした。
いやぁ、世間って狭いんだね~
と、言いたいところですが、ここは杉村氏の庭、だいたい知った顔のようでした。
ここでの杉村君はホント頼りになります。

この石井君がなんと若干19才。まだ大学生。
陸の上でタックの身のこなし方を指導してもらいましたが、なかなかの教え上手。
半数の人が年の差一回り以上の中、よく喋る、よく褒める
やたらと渡世術に長けた方のようでした。

なんだかんだで、艤装には1時間以上かかってしまいました。。
この日はディンギー2杯を借りてあります。
  ・古賀さん、杉村さん、私
  ・武田さん、小澤さん、石井くん
この2チームに分かれ、11時ちょっと前にセーリングスタート!
しかし船を漕がずに進むって気持ちいいですねー
天気も良いし、海が臭くなければ最高ですねー
そんな会話をしつつレッスンがはじまりました。

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ディンギー、難しいです。。
言葉が多くて、覚えきれません
でも想像している以上に、安定感は良いです。
(サバニが極端に悪いからそう感じるのでしょうか?)
ジブ(前の小さめのセール)を持っている時はまだいいです、
タックもジャイブもタイミングさえつかめれば何とか形にはなっている気がします。
ジブで辛いのはハイクアウト!
船体を水平に保つために、船体から身を外に出すアレです。
(神奈川組の写真にもあるので確認してください、阿川さんと宮沢さんがやってるアレです。。)
長時間になると腹筋&太腿が痙攣してくるんですよ、
そして何より辛いのはサバニには不必要な技術ってことです。。
サバニでやったら大ひんしゅくの前に即チンですよ。。。
と、ジブの感想はそのくらい。

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難しかったのは、メインセールを持ったとき。
メインシート(メインセールの紐)と舵を一緒にもたなければならないことでした。
だいたい船は目的地に向かって一直線って訳に行かないことも知らないですから、そもそものコース取りわからない。
舵を持ってひたすら風に45度に向かって進むことに集中していると。
あれ?おれメインシート持ってないや!ってことになってるわけです。。
ただでさえ気を遣う難しい作業を、2つ同時なんて無理です。
でもここらへんの作業は、サバニも一緒の要領、練習のしどころ、気合の入れどころです。
午前中2時間半ほどの練習の終わるころには、感覚はわかった気がするくらいにはなったでしょうか??

ハーバーに戻って昼食休憩、武田さん・小澤さんペアは休憩30分ないくらい?で
豪腕石井先生にさらわれるように、沖へ練習へ出て行きました。若さって素晴らしいですね!
遅れること15分後くらいに我々も出発。
なんと沖は、強風に変わっているじゃないですか、普通に乗ってるだけで波しぶきでびしょびしょになるくらい。
初心者の練習どころの騒ぎでなくなってしまい、
程なく巡視艇から『風速10mを超えたので、ハーバーに戻ってください』との指示があり、やむなく撤退。。
その頃、武田さん・小澤さんペアは暴走特急石井先生と巡視艇の声も聞こえない所まで行ってしまった様です。
帰ってきたときは、海に落ちたかっていうくらいびしょびしょでした。
若さっておそろしいですね!


今回の練習は、強風のため4時間ほどしか出来ませんでしたが、
船の進み方などは勉強になり、風にもだいぶ慣れました、サバニにも応用できそうですね!
次のサバニの練習が楽しみですね!
ディンギーも楽しかったですけど、僕はやっぱりサバニが好きです。

ちなみにこの日の反省会は、居酒屋の開店待ちをし、5時間にも及ぶ会になりました。。