前回秋のツーリングでは、ナイトモのXR(91年式ME06)は若干(とは控えめな表現だが)のメンテナンス不足が発覚した。ぱっと見では
・Fフォークがオイル漏れ
・漏れたオイルがFブレーキに垂れてブレーキが利かない
・前後サスペンションがポニョポニョ
・チェーンオイルが切れ気味
・FRタイヤの溝が少ない(林道に行かなかったので問題ないが・・・)
見えないところでは
・プラグ?、見たことないなぁ・・・
・エアエレメント?、確か湿式だったけど・・・
という具合。

壊れたらバイク屋に持って行けばいいという状況も、ツーリング中は少ないので、徹底的に整備する(してもらう)ことにした。
shizen

さて、行きつけのバイク屋を探し中なのでお店探しから始めたが、整備を任せるのからには技術力のある信頼できる店(人)に頼まなければ、安心してバイクに乗れない。(←整備不良で乗っていたくせにエラそうな私)
悩んだ末に自宅の松戸からは少し遠いが、何度かお邪魔したことがある春日部のバイク屋に持って行った。
ナイトモ:「10年間、安心して乗れるようにして下さい!」
オッチャン:「はい」
意外と程度は良いらしい。特にエンジン関係は調整ぐらいで済みそうだ。

何度か電話でやり取りし、後日バイクを取りにお邪魔すると、それは僕を迎えてくれた。「元気に、キレイになったよ!」
・FRタイヤ交換
・エアー・エレメント交換
・Fフォーク・シール交換
・Fフォーク・ブーツ交換
・Dチェーン・スライダー交換
・プラグ交換
・タペット調整
・RサスOH
・etc(←高速道路料金が安くなる機械とは関係ないよ! その他色々って意味ね!)

バイク屋のオッチャンと世間話をしているとき(私もオッチャンだが)、気になる話があった。
「近頃の高校生は『このバイク、エンジン付かないんです』って持ってくるんですよ」。
エンジンはかかるものである。エンジンを含めたバイクはメカであり、スイッチを付けたり消したりするような電気製品たちとは今のところ異なる。
話は少しずれるが、以前に知人と話をしていたとき、「ウインカーをたいて・・・」って言われたことがある。ウインカーって焚くの? 炊かないよね? その人はたくものが多くて、風呂やストーブはもちろん、エアコン(冷房の方ね)までたいてしまう人だった。別の人(京都出身の社内の元NSR乗り)は、当然のように大根を炊いていたが、関東人の私には多少の違和感があった。
時代は間もなく、乗り物が電気製品になる日になる日を向かえようとしているし、一部では現実になっている。数年後に「エンジンを点ける」は標準語かもしれないし、「エンジン」という言葉そのものが死後になるかもしれない。
(↑書いていて字がわからなくなってきました)

桜前線がやってきた。地元では満開で、今日は桜祭りだ。スギ花粉もそろそろ下火だ(檜はこれからだけど)。社内でも恒例の八海山ツーリング(伊豆の別荘までツーリングを楽しみ、夜は日本酒の八海山を飲む企画)が出始めた。
そろそろバイクのエンジンに火を入れて、走りに行こう!