2010年3月27日(土) 晴れ時々曇りの非常に寒い一日でした。

風も9時半ごろ出航したときは北東の風で、途中無風になり最後は南に移り釣りにならないぐらいの強風と南風と言えども冷たい風が体の芯まで冷やし辛い釣行になりました。

この日は山野部長はスキーで参加できず、私とゲスト3名での釣行でした。

釣果は・・・イシナギという珍しい魚がつれました!

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この日のゲストとは2週間前に飲みに行き、そこでつりの話になり「オニカサゴ狙いだったら行く!」との事。
一応オニカサゴのポイントは把握しているが、相模湾ではそうそう数が釣れる魚ではないことを船頭として念を押したのですが、このゲストの方々はボウズだったら絶対に格好の酒の肴にされ、いじめられるので相当覚悟を決めての釣行となりました。

9時に葉山マリーナに集合し、各自のタックルをみると4名のうち3名が電動リールで、1名が手巻き。水深120m前後のつりなので手巻きは気合が必要です。(山野部長はいつも手巻きですが・・・)
9時半に船を下ろしポイントへ、実績あるポイントにて第一投目で早速大きなあたり、しかも手巻きのタックルのゲストです。巻き上げている間常に暴れている感じなので「サメなのでは?」と聞くと「下に下にもぐっている」との事。サメは首を振って暴れるので明らかに違います。
必死に手巻きであげきると、ハタ?アラ?のような良いサイズの魚があがりました!あとで分かるのですが、これが結構良い魚だったのです!

とりあえず記念写真(本人の希望によりモザイク処理しております)


とりあえず食えそうな魚をゲットしたので一安心、あとは本命を・・・と思ったのですがまったくあたりがありません。
ポイントを変えてもあたりが無くいつもはにぎやかな方々なのですが、船上は無口になってきます・・・(汗)

状況を打破すべく仲間が出航していないか確認したところジョセフィーヌが応答してくれました!
すると良形のオニカサゴを釣ったとの事!すかさずそちらのポイントにお邪魔しても良いかお願いしたところ、快く「おいでよ!」と言ってくださいました!ありがとうございました!

早速船を並べて同じラインで流すも強風と潮で底を取ることができなくなり釣りはここまで。結局最初の一匹のみでした。

マリーナに戻りジョセフィーヌのハジメちゃんに見てもらったところ「イシナギだよ!これは最高だよ!」と言ってました。図鑑によると普段は400~500mに生息し、春は産卵で100mぐらいまであがってくるのでその時が釣るチャンスと書いてありました。
ただ、肝臓には毒があるらしく内蔵は捨てなければいけません。

とにかくボウズだけは逃れたのですが、本命は釣ることができず・・・次回飲みに行くとき心配な結果になりました。