2/17~19で蔵王温泉に行ってきました!


会社始まって以来の東北企画ということで画期的(自画自賛)だったのですが、勝手が分からず事前の募集で予算を提示することができませんでした。 掲示板に「金に糸目をつけない方どうぞ」と書いたせいか、人数的に寂しいものになってしまいました。 結果から言うと、チョーお勧めなので来シーズンはぜひご参加ください!
今年は新潟・長野方面のコンディションがパッとしませんでしたが、北海道まで行かなくても山形ならだいぶ天気は違うだろうとかすかな望みにかけていました。


行く週の水曜日(14日)低気圧が通過する前にちょろっと雨が降ったみたいですが、その晩から木曜日にかけては一日中雪だったらしいので、これはもしかしたら。。。期待に内藤胸、もとい鳩胸です。
私は20年ぶり、会長は40年ぶりの蔵王に思いを馳せていざ出発~~


本社からはちょうど400kmの道のり、予定通り朝の3時に出発することができました。 約5時間見積もっているので、8時頃には現地に着く計算です。 東北道は久喜の辺りから真っ暗で寂しいですが、車が少なくてとても走りやすいです。 オートクルーズ付けっ放しで順調に距離を稼ぐことができました。

今回お世話になった『ペンションあっぷる』に寄って、9時過ぎには大森駐車場でスキー装着。 予想通り雪はフレッシュで気温も低くていい感じに締まっています。
まずは樹氷を見るためにスキー場のトップ、地蔵山の山頂駅を目指します。


パンピーは温泉街からロープウェイを山ろく線と山頂線の2本乗り継ぎますが、混雑を避けるために大森ゲレンデから黒姫ゲレンデを経由する形で山頂線の乗り口を目指します。 高速リフトを乗り継いで標高が上がってくるとどんどん気温は下がり、木々が霧氷で白くなってきました。 重たい雪がべったりと木にかぶさる新潟とは景色が違います。


そして展望が開けると、、、キレイ! 広い! テンションは上がる一方でメンバーは興奮してしゃべりっ放しの状態に。 山は全体的になだらかで、そんなところに東北らしさを感じます。


ロープウェイ山頂線はすでに樹氷目的の人たちで混雑していましたが、まだ時間的に早かったので20分ほどの待ちで済みました。 そして、なんと山頂線は今トレンドのフニテルではありませんか! 初フニテル。 日本語的表現ですがロープウェイというよりいわゆるゴンドラですね。 フニテルは左右から二本のワイヤでゴンドラを吊るシステムで、ワイドトレッドなので風に強いのが特徴です。 しかも、二本の同期を取るために1本のワイヤをダブルループにしているところがスゴイです。

山頂側で3つのホイールが回っているところを見て感心しました。 谷川岳も、箱根で新しく架け替えられたロープウェイもフニテルらしいです。 皆さん要チェックですよ、フニテルとDLM。


樹氷はそんなにすごいものだとは想像していなかったのですが、やはり間近で見ればすごいもんですね。 壮観の一言に尽きます。 なるほどモンスターと呼ぶのも頷けます。


樹氷を間近で見るとエビのしっぽで覆われていて、強い風に晒されていることが分かります。 樹氷の間の雪面も乱れた風で激しくうねっています。 樹氷の周りは雪の中に空洞があり、近づき過ぎると落ちるのでとても危険です。



この初日は黒姫ゲレンデを中心に楽しみました。


横倉のカベも滑りましたが、北側斜面なので雪が柔らかく思いのほか滑りやすかったです。

昼食は黒姫で漬け丼。 なんだかお米が美味しいです。 午後、間違ってロープウェイの山ろく線乗り場の方へ下ってしまったのですが、整理券が全部出て今日の分は満席とのことでした。 仕方なく、とろいペアリフトを3本乗り継いで黒姫へ戻りましたが、体がすっかり冷えてしまいました。


では、『ペンションあっぷる』へ戻ってフロマンジュと洒落込みますか。 フロマンジュとはフランスの言葉で、風呂で饅頭を食べること、とお笑い志望のKIKIが教えてくれました。


温泉ではありませんが、露天風呂をゆっくり楽しみました。 小綺麗で暖まれれば別に温泉じゃなくてもいいんですよ。

夕食はオプションでメインディッシュを米沢牛のフィレステーキにアップグレードするようにお願いしてあったのですが、本当に美味しいお肉でした。

その他の料理もすべて美味しく、オーナーこだわりのワインとチーズを楽しみながらいい時間を過ごしました。 メンバーにも喜ばれつつ、初めての宿が大当たり、雪も良かったし本当にラッキーです!

<つづきは近日アップ予定>