先日 “ リテールテック JAPAN 2010 ” へ行ってきました。



“ リテールテック JAPAN 2010 ” とは、東京国際展示場(通称:東京ビッグサイト)で行われる、流通業のサプライチェーンとマーケティングを進化させる、最新の技術とコンセプトを持った製品が多数出展されている展示会です。

野球部ブロガーの takatsu もIT企業アルファ・ウェーブの社員であり、IT技術者のはしくれであるので、最新の技術や動向を勉強しに行ってきました。


▲いろいろ貰えたので社内関係各所にお土産の品々  ジョッキは誰に!?(笑)

勉強の対象が数々ありまして、その1つが“ソフトウェアの操作性”です。

私は今回、次の2つに分けて考えました。
①店舗の来客者が使用する操作性(例:店舗の案内端末やセルフレジ)
②店舗の従業員が使用する操作性(例:POSシステムや勤怠システム)
ともに、特に説明がなくても感覚で操作できれば理想的です。

展示会で感じた事は、
①は不特定多数の人が使用するので、画像や音声を用いて視聴感覚で簡単に操作
 できる製品が殆どでした。 画像にキャラクターを用いて操作案内をしたり、多少操
 作時間がかかっても解りやすさが要点でした。
②は従業員という限定的な人が繰り返し使用するので、操作時間の短縮が要点の
 1つでした。 画像はあまり用いずに、慣れた操作を想定してショートカット機能など
 が実装されていました。
今までも感じていた事ですが、ケースに応じた操作性の重要さを改めて感じました。

しかし、②でも、①の解りやすさが優先されるケースがあるという事を知りました。
それは、店舗の事情などで、従業員に新人(非熟練者)が多くいる場合です。
熟練従業員が新人にソフトウェア使用方法の伝達にかかる負担を軽減させるのが目的で、さらに、熟練者より新人の雇用のほうが低コストという理由もあるようです。


このように今回も、新たな発見がいろいろありました。
いつもPCに向かって考えている時間が多いのですが、時と場所が変われば、新発見や新アイデアがでてくるものですね。

残念なのがMicrosoftブースが無かった事、過去の展示会で一番面白かったのに。